アルミ缶や切手などの収集活動について

Q1.アルミ缶を集めると車イスと交換できると聞きましたが、本当ですか?

A1.
集めたアルミ缶がそのまま車イスになるのではありません。貴金属廃品回収業者に買い取ってもらって、そのお金をためて
車イスなど、目的に応じたものを買います。(価格が変わるので注意しましょう)
プルタブの収集活動はプルタブの形が役に立つのではなく、アルミだからです。手を痛めてプルタブを缶からとる必要は
ありません。アルミ缶を集めた方がはるかに効率がよいです。

Q2.一度使った切手を集めると福祉のために役立つと聞きましたが・・・。

A2.
世界中に切手が好きで集めている人がいます。ボランティアが整理し、それを収集団体がまとめ、切手の業者に買い取ってもらい
業者を通じて、世界のマニアが購入します。換金されたお金は、地域福祉や施設の建設資金、開発途上国の医療援助など、国内・
国外のさまざまな福祉のために役立てられています。

Q3.書き間違えたハガキをボランティア活動に活用することはできますか?

A3.
書き損じハガキは、手数料(1枚・5円)を負担すると、郵便局で新しいハガキや切手などに交換できます。それを施設やボランティア団体などの情報提供のための通信費などに活用されたり、交換した新ハガキを起業などに買い取ってもらって手数料の差額を地域福祉のまちづくり活動資金や開発途上国の識字教育・医薬品・植樹など活用方法が工夫されさまざまなボランティア活動に役立っています。一度、活動方法から考えてみてはいかがでしょうか。

Q4.「ロータスクーポン」ってなんですか?

A4.
ロータスクーポンは、企業の社会貢献から始まった活動で、協賛企業が自分の商品につけ、買った人がロータスクーポンを集めると、点数によって希望する品物と交換ができます。小さな点数でも、学校や地域が協力して集めると大きな点数が集まります。
みんなで使うものをみんなで協力しながら集めることが大切です。このロータスクーポンは主にボランティア活動のための基金
として社協に振り込まれたり、車椅子など、福祉・介護用品に交換したり、また、盲導犬育成や地雷をなくす活動のための資金
としても利用されています。

Q5.ベルマークを集めると学校の役に立つと聞いたのですが・・・。

A5.
ベルマーク運動とは学校のPTAと企業とベルマーク教育助成財団の三つの組織が連携して進めているボランティア運動です。
この運動には、幼稚園・保育所・小学校・中学校・高等学校・養護学校・盲学校・ろう学校など、学校単位で参加ができます。
ベルマークは1点1円と換算され、このベルマーク資金で学校で使うものを購入します。そうすると購入代金の10%がPTA名義で
寄託され、へき地の学校や開発途上国の子どもたちのための活動に使われます。この運動はPTAだけでなく、地域の人たち
だれでも参加できるので、みんなで協力して集めると大きな力になります。

Q6.たばこの開封リボンを収集すると「車イス」に交換してくれると聞いたのですが、本当に交換してもらえるのでしょうか?

A6.
たばこの開封リボン、ラベル、銀紙を収集すると「車イス」に交換してくれるという「うわさ」が全国的に広まっているようです。たばこの開封リボン、ラベル、銀紙が「車イス」に変身するわけではありません。換金をして「車イス」を購入することになります。しかし、どこで、だれが(業者の方など)換金してくれるのでしょうか・・・。「話を聞いて・・・」からだけで始めるのではなく、この活動の出所がどこなのか、どこで「車イス」に交換してくれるのかをしっかり把握してから始めましょう。具体的なことについての的確な情報の把握が大切です。

Q7.収集活動をしている団体や受け入れ先を知りたいのですが、どうしたらいいですか?

A7.
収集団体や受け入れ先は京都市福祉ボランティアセンター
(TEL:075-354-8735/FAX:075-354-8738)までお問い合わせください。
→京都市福祉ボランティアセンター